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寝たきりの方の為の介護士看護師付き添い旅行(嬉野温泉)に関する医療関係者・看護師の本音


 

なぜ、今まで国内に「寝たきりの方の為の温泉宿泊旅行」の制度や仕組みがなかったのか?

■ 『移動中の医療行為対応』手段がなかったからです。

119番を使い救急車で温泉旅行搬送の依頼はできません。介護タクシーでは医療行為対応はできません。

■ 『宿泊中の医療行為対応』手段がなかったからです。

民間救急らかんでは、医療機関からの搬送依頼の為に常在スタッフに介護士、看護師、救命救急士がおり、医療行為対応が可能ですが、本取り組みを考えるまでその経験・技術を宿泊旅行に提供可能だと考えもしませんでした。

■ 「寝たきりの方自身が温泉宿泊ができる」と考える環境が整っていなかったから。

ご本人様、ご家族様、医療・介護従事者自身も温泉宿泊旅行ができると考えることがほぼなかったと思われませんか?

 

 

そこで、私達は看護師の皆さんに直接お聞きしました

2019年2月に福岡で行われた「第33回日本がん看護学会学術集会」に参加し、全国の看護師約110名の方々に聞き取り調査を実施しました。

【1】「寝たきりの方の為の温泉宿泊旅行」のコンセプトは?

とても良い ・・・ 80名(71.4%

良い ・・・ 31名(27.7%

どちらでもない ・・・ 1名(1.7%

 

【2】担当医の許可があれば患者様にオススメしたいですか?

とてもしたい ・・ ・56名(50.5%

したい ・・・ 49名(44.1%

どちらでもない ・・・ 6名(5.4%

 

【3】自由回答一部抜粋

●全国に広がって欲しいサービス。(30代・東京)

●海外で行われているのを知っているが、良い取り組みだと思った。多くに認知してもらい、普及すると良い。(30代・宮崎)

●最期まで楽しみを持て、本人だけでなく家族にとっても良いサービス。(30代:大阪)

●旅行に行きたい患者と家族の願いを実現できる。(40代・広島)

●すごいの一言です!!(40代・神奈川)

●医療が必要な状態でも旅行が可能になることはとても良い。(50代・群馬)

●諦めていたことができるので楽しみになると思う!(20代・福岡)

●脳性麻痺など、障害者の方にも知ってもらいたい。(50代・福岡)

 

民間救急らかんと国内トップクラスのバリアフリー化に取り組む嬉野温泉の連携だからこその実現

■社会に民間救急が登場したことにより、【移動中】【宿泊時】の医療行為対応が可能に

■嬉野温泉の10数年におよぶバリアフリーの取り組みで、他地域の温泉街と大きな意識の違いが嬉野には生まれています。

それは宿泊施設様が命のリスクを抱えるお客様でも快く迎え入れて頂ける環境、対応力が整っていました。バリアフリー化の取り組みで障害をもたれている方を長年受け入れきた経験者でしかできない「心づかい」が嬉野温泉の宿泊施設様にはあります。

 

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