結婚式付き添い介護・介助サービス事例-看護師・救急救命士対応
「父親にどうしても結婚式へ参加して欲しい。医療行為も様々行われていますが、対応していただけますか。」
息子様からお電話での依頼でした。
詳細にお話をお伺いしていくと、結婚式は3日後に行われるとの事。
しかも、2日前にお父様は救命処置を終えられ、現在も酸素投与、シリンジ(注射)・輸液(点滴)ポンプを用いた治療が行われ病院に入院中であることが分かりました。
救命処置が終了し、5日後に外出をするなど、私共としてはお聞きしたことがありません。
結婚式が目の前に迫っていることもあり、病院との打ち合わせを急いで行っていきます。
結婚式付き添い介護・介助サービスの実現-関係者の想いと事前準備
病院からは、「急変のリスクがとても高く最悪の事態を想定した対応をしてもらいたい。」という指示をいただきました。
また、「ご本人様、ご家族様共に結婚式にかける想いが強く、どうにかお手伝いしたい。」と温かみのある言葉もいただきました。
ご本人様、ご家族様の強い意志、そして、病院様の後押しもあり、当社からは看護師及び救急救命士対応という万全な形をとらせていただくことになります。
搬送の対応方法が決定すると、結婚式場の担当者様と打ち合わせも行っていきます。ポンプ等(点滴、注射)があるため、三芯電源の確保。体調不良時の控え室の確保。ご本人様にあわせた料理が提供されるか。
内容は多様に渡り、数え出すとキリがありません。
しかし、結婚式場のスタッフ様達も、安心して結婚式を迎え、晴れ姿を見て欲しいという気持ちが強く、快くこちらの要望に応えて下さいました。また、万が一に備え蓄電器型バッテリーや吸引機、予備酸素ボンベ等当社でも準備していきます。
結婚式付き添い介護・介助サービス当日
そして、結婚式当日患者様と初めてお会いします。
「長男の結婚式なので、なにがなんでも参加したかった。」
と、入院されているとは思えない力強さと意志を持たれています。
移動中、式中も、
「大丈夫だから。」
「お世話になっている方に挨拶に行きたい。」
「式最後のお見送りも参加する。」
と、最後までご自身の強い意志を貫かれました。
私達もご本人様の意志を尊重し、定期的にバイタル測定等行いますが、見守りながら共に過ごさせていただきました。
依頼をいただいた3日後に結婚式という中、病院スタッフ様、式場スタッフ様、そしてご本人ご家族様のお力添えがあり無事結婚式を終えることができました。
翌日にはお礼のお電話までいただき、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです。
どのような方に対しても万全な状況をつくっていく、それが【民間救急らかん】です。
結婚式付き添い介護・介助についてお考えのご本人様、ご家族様などおられましたら、お気軽にご相談下さい。スタッフ一同でお手伝い致します。
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