2025-07-28
北九州市から対馬へ 【船で帰るサポート】
継続的な酸素投与と持続点滴が必要な患者様のご移動を、当社の看護師が付き添い、北九州市から対馬までサポートさせていただきました。
当社では、
1.移動に際して、転院元の病院様と打ち合わせ(必要な医療行為の指示等の情報共有)
2.船チケット手配と乗船に際して船舶会社との打ち合わせ
3.厳原港(対馬港)の移動手配
など行いました。
呼吸苦があり、座位保持を維持しながらの搬送となりました。車両の揺れには、看護師が何度も患者様のポジショニングを調整し、マッサージで痛みの緩和にも努めました。

ご家族様から、諦めないで移動方法を探し、当社に辿り着いたとお話ししてくださいました。
「安心して頼めて、何の不安もなかったです。」
と家族様からありがたいお言葉をいただくことができました。
お迎え時に、「帰れると思わなかった」と患者様。故郷の対馬に近づくにつれて、バイタルも安定していました。
対馬の厳原港に到着し、消防の救急隊員さんに引き続ぎました。
スタッフ一同、「希望がかなうこと」の力をあらためて実感しました。
民間救急サポートの一つひとつが、かけがえのないものだと感じる時間となりました。
スタッフ 奥山

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