【介護タクシー+移送サポート】娘の結婚式へ。-民間救急らかん・福岡
民間救急らかん[移送サポート]報告
今回のご利用者様は福岡市内で結婚式場を行う新婦様のお父様です。
お父様の病状は膵臓がんから他の部位へと転移した末期がん患者。
末期がんという事もあり医療用の麻薬の投薬により北九州市の病院にて疼痛緩和治療をされている方です。
呼吸苦もあるので酸素の準備が必要でした。
結婚式への参加。父としての役目を果たしたい。
お嬢様の結婚式に「父親の役目を果たしたい」と移送サポートをご希望されました。
しかし病院ではお連れする手段がありません。
そこで当社の介護タクシーをお知りになった九州病院様よりご相談を頂きました。
病院から出た際もしもの時に心肺蘇生は行わずに移送するという意思確認までされた上で、ご家族さま、本人様同じく何があっても参加したいというご意向です。
介護タクシーを利用した移送サポート
病室へお伺いすると病棟スタッフさん達が礼服を着せてくださってました。
しかし出発直前にに痛い痛いと、体中の痛みを訴えられ、本当に出発出来るのだろうか、そんな風にも見えましたが、介護タクシーへ移動し出発すると今度は早く到着したいというお気持ちに変わっておられました。
式の開始は13時からでしたがその30分前に両家の親族紹介と記念写真があるので出来れば間に合わせたいと直前にご要望を承りました。
日曜日という日柄も考慮してい為、時間には余裕を持って到着する事が出来ました。
結婚式の参加
そして会場に到着し、迎えた両家の自己紹介。
お父様がしっかりとした言葉で親族の紹介をされているお姿が。
それから集合写真もこなして式の会場へと移動され、誓いの言葉などお嬢様の晴れ姿をしっかりと目に焼き付けていました。
ここからは披露宴が始まりますがお疲れになっていらっしゃいましたので、休憩しましょうとご案内すると控室で休みたいとのこと。
ただ、せっかくだから食事も頂きたいとの言葉をうけ会場スタッフ様に相談したところ、快く快諾して下さり控室まで運んで下さいましたので食事介助を行いました。
普段病院では食べられないものもあり、嬉しそうでした。
そして、いよいよ新郎新婦によるお手紙の拝読です。
これには頑張って参加することができましたので、それをご覧になられた新婦様は涙ながらに感謝の言葉を述べておられました。
ここまででお父様の結婚式の参加は終わり、ここから約1時間介護タクシーにて移送サポートを行い無事に病院へお連れする事が出来ました。
利用者様の父として、役目を果たされた姿に感激を覚えた移送サポートとなりました。
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