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2018-05-24

先天性疾患・乳児(赤ちゃん)の転院搬送ー民間救急らかん・福岡


民間救急らかん[転院搬送]報告

先天性疾患という難病をかかえる生後三ヶ月の乳児(女の子)を故郷の宮崎までの転院搬送です。
今回は、九州大学病院から宮崎県立宮崎病院まで。

乳児(女の子)にはたくさんの医療器材が装着されており、
人口呼吸器、酸素、点滴、モニターでの観察、適宜吸引を行いながらの転院搬送のため
医療分野に必要な設備や技術、経験を備えた当社のような民間救急を必要とされました。

移動は、病院からの指定の乳児専用カートで搬送するよう前もって指示を頂き、前日に病棟と打ち合わせを行いました。

たくさんの医療器材の持ち込みがある場合は、車内での資器材の配置などを考えておかなければなりません。

小さなこども(新生児、乳児、小児)の転院搬送

このようなケースの転院搬送は、病院から医師・看護師が同行されることが多く医療処置や動線を視野に入れておく必要があります。

道路状況に応じて速度を進め、出発から約4時間半で到着致しました。

搬送中、女の子は静かに落ち着いてカートに揺られていました。
お母さまも最初は緊張されていましたが、故郷が近づくにつれて見慣れた景色に少しホッとしたご様子でした。

このような搬送に携われたこと、また小さな女の子が持っている大きな生命力を感じ、一人の人間として勇気をもらうことができたようなお仕事でした。

ありがとうございました。

 

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