2024-08-13
長崎県対馬市へ【ふるさとで大切なときを過ごしたい】
スタッフ奥山です。
今回は、対馬へ帰りたい患者様を福岡市内の病院から看護師付き添いで乗船し、対馬へ帰るお手伝いをさせて頂きました。
患者様の現在のご様子と、万が一の容体変化に備えて吸引器とバックアップの酸素ボンベを持ち込みました。
付き添いの奥様が「治療のため、福岡の病院と施設入所を繰り返し、何度も対馬に帰って来させたいと思っていたけど、受け入れがなかなか難しかったんですよ。少し前までこうやって車椅子で移動ができたのに…」と話され、携帯で撮った写真を見せてくださいました。
病状の進行は予測できないこともあり、家族もその心境の変化に追いつかない時もあると思います。
奥様も移動中何度も「お父さん」と声をかけられておられました。家族様の切実な思いが伝わってきました。
看護師も時折、奥様を励ましながら船で一緒に移動し、無事に対馬へ到着しました。
その後、奥様よりお礼のお葉書が会社に届きました。ご家族様をはじめ、病院SW様、病棟スタッフの皆様へこの場を借りてお礼を申し上げます。
関連記事