【むにたび】旅行記。親孝行の嬉野温泉旅行
今回、旅行サポートにお連れするのは、在宅で治療を受けるお父様。日常の生活を離れ、温泉にゆっくりつかりたいとのご相談を受け、サポートの対応させていただくこととなりました。
日頃は車椅子生活をされており、温泉旅館までは約1時間程度の移動となりますが、日常に比べると長旅のため、リクライニング式の車椅子をご用意させていただきました。準備が揃ったところでワクワクしながら出発です。付き添いのご家族様は、娘様を含む2名の付き添い。お迎えに上がると、すでにお荷物等準備されていて、楽しみな雰囲気が伝わってきます。
本日の当社のサポート体制は、介護士兼ドライバー1名と、看護師1名の2名体制。
そして温泉の目的地は嬉野温泉。ここなら数多くバリアフリーな旅館と、温泉入浴介助が可能と言う、まさに今回の旅にはふさわしい場所といえます。
高速道路に乗り、嬉野方面へ車を走らせていると、ご家族様から急に寄り道がしたいとご提案が、何に。途中で寄り道がしたいのですが、この辺に何かありますか?ちょうど走行していたのは拓周辺。思いついたのは、学問の神様で有名な拓性病でした道の駅ほどでは無いですが、ここにもお土産屋さんなどもありますよとお話をすると、そこへ行きたいと言うことになり、急遽、多久インターを降りて多久聖廟へと向かいました。
インターを降りると約10分ほどで現れてきた多久聖廟の案内板。もちろんお父様も一緒に降りて、まずは参拝に行きます。
新緑が綺麗な多久聖廟は、清々しい気持ちになることができ、癒されます。
駐車場付近にあるお土産屋さんにも立ち寄り、ご満足な様子。私たちも安心しました。
車は舵を戻して再び嬉野へ向かって走ります。本日宿泊するのは嬉野温泉でも市街地から少し離れ、川のせせらぎが聞こえる千湯樓さんへ宿泊です。
リクライニング車椅子で入浴の時間を待つ間に一息つくお父様。「川のせせらぎの音は最高やね〜。聞いているだけで癒されるなあ・・・」そんなことを言いながら自然を楽しんでおいでのようでした。到着までの移動の疲れも出たのか、少しお休みなされました。
温泉につかる準備も整いましたので、まず最初にお父様の温泉入浴です。久しぶりの温泉の心地よさに、お父さんも最高に幸せそうな笑顔です。(お見せできないのが非常に残念です)
そのお父様のお顔を見てとても安心されたようで、ご家族様も大浴場に温泉につかりに行かれました。一風呂浴びたところで、次の楽しみはもちろんお食事です今回はお父様のサプライズにと、普段の料理にプラスしてカニを注文されてました。お父様はこれにもとても驚いておられ、おいしいおいしいとお食事なされました。
やっぱりおいしいものを食べて、温泉に浸かれるって旅行でしか得られない幸福な時間なんだなぁと、改めて感じることができました。
こうして楽しいお食事の時間は終わり、夜を迎えました。今回の旅行では、夜間のお父様の介護はお客様自身でなさるとのこと。楽しい思い出話に花を咲かせてもらえたらと、本日の旅行サポートは終了です。
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