民間救急創業以来、最高に嬉しい出来事|長距離搬送からの絆
2022年11月。
ある方より福岡県から広島への長距離転院搬送のご相談をいただきました。
娘さまと旅行中に受傷され、骨折されたお母さま。旅行先の福岡では不安も残るために、地元広島の病院へと転院。
出発から到着まで、5時間を要する移送となりました。
この様に長時間の患者さま移送は、それなりにリスクも伴う為に、看護師がお付き添いしての転院搬送となりました。
民間救急車両には、娘さまも同乗し、少しでもお母さまの不安を取り除きたい。そんな、あたたかい雰囲気で移送開始。
無事に搬送が終わり、別れ際にお客さまより
「また、元気になったら必ず福岡へ行きますからね。」
こんな言葉をいただきながら、その場を後にしました。
そして、、、、、
民間救急創業以来、最大に嬉しかった出来事が。
一年後の、2023年11月某日。
その日は搬送の予定もなく、社内業務の者や休暇をとり、所用で事務所にいる者もいたのですが、
「ピンポーン」。
チャイムがなったので駆けつけると、
来ていたのは、あの時のお客さま。
わざわざ元気になったお姿を我が社まで見せに来てくださいました。
「実は、治療が終わったら必ず福岡に行って、民間救急の方々にお礼の言葉を伝えたい。母がそう言い続けてましたので、やっと実現しました。」
そしてその日を担当したスタッフも休日でしたが、偶然にも社内に用事で来ていたのでバッチリお会いすることができまして。
その日のことをあらためて思い出し、お互いが涙…
この日のために、がんばってきた患者さまの想い。
いつも大変お世話になっている訪問医の先生が、私たちのことを、こう言ってくれたことがあります。
「民間救急は、患者さまだけでなく、その人の想いも運ぶ。」
この上ない言葉です。
これからも、たくさんの患者さまにとって必要とされるサービスを目指します。
広島で食べた美味しい鉄板焼きに思いを馳せて・・・
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